よくあるご質問では、皆様から寄せられた質問の中でも特に多く寄せられる質問を掲載しています。
その他ご不明な点がありましたら、お問い合わせフォームをご利用ください。
井戸について
- 地盤沈下の心配はありませんか?
- 地盤沈下は過剰に井戸水を汲み上げた際に発生します。弊社では井戸掘削時に水量の試験を行い、適正な揚水量を算出し井戸を使用するため、地盤沈下の心配はありません。
- 井戸水は水質や水量が変化したりしませんか?
- 弊社で使用する井戸は地下30mより深い所の水を汲み上げる深井戸と呼ばれる井戸を使用します。
深井戸は、年間を通して水質・水量共に一定で、温度の変化もありません。
- 井戸の深さはどれくらいですか?
- 地域によって、掘削する深さは変更しますが、概ね100mの深さの井戸を掘削しております。
深い所では450mまで掘削をした場所もあります。
- 井戸掘削の工事期間は?
- 地域・井戸の深度により変わりますが、100mの深さの井戸で工事期間は概ね1ヶ月程度です。その後、2週間かけて分析機関によって水質分析を実施致します。
- 飲むことのできない井戸水の場合は?
- 飲料水基準を超える物質が検出される井戸の場合は、浄水装置の設置が必要です。活性炭濾過装置や海水淡水化装置など、さまざまな装置の実績があります。弊社にて適切な設計を行い、飲料水基準を満たした処理水を供給させていただきます。
飲料化水処理プラントについて
- どのような水を飲料化するのですか?
- 飲料化する原水は、井戸水、海水、沢水、伏流水、河川水、雨水、工業用水を原水として処理を行っております。
- 飲むことができるのですか?
- 飲料水基準を満たした水を供給させていただきます。外部機関により、水質検査も定期的に実施し、安全性について確認を行っております。
- 安全ですか?
- 水道法の基準を満たした装置の設置を行います。各自治体により検査も行ってもらい、許可をいただいてから通水させていただきます。
- 装置が故障した時は?
- 装置が故障した場合は、自動でプラントが停止し、水道水のみの運転に切り替わります。
故障時の緊急対応は、弊社のメンテナンス部員・全国の協力会社により実施いたします。
- 水道より安心・安全ですか?
- 弊社が導入させていただく水処理プラントは、高度処理と呼ばれる膜処理・活性炭処理を行っており、水道水と比較しても同等以上の安全性があります。
- どのような施設で導入してますか?
- 一般家庭から病院・ホテル・商業施設・介護施設・各種工場へ多く導入をさせていただいております。
困っていること
- 使用している井戸の水量が低下し困っています。
- 過剰揚水や、井戸のスクリーンの目詰まり、ポンプの能力の低下が考えられます。弊社で調査することも可能ですので、ご連絡ください。
- 井戸が塩水化して困っています。
- 塩水化している井戸は、逆浸透膜濾過装置を設置することで、塩分の除去を行います。
弊社では海水淡水化の実績も豊富にあります。
- 井戸水を使用しており、赤水が発生して困っていますが、どうしたらよいでしょうか?
- 赤水の発生原因として、水の中に含まれている鉄分が配管に付着したり、配管内が腐食し錆びていたりすることがあります。
鉄分が原因の場合は、適切な濾過装置を設置することで対策ができます。
腐食の場合は、塩分・pH・遊離炭酸などの物質を取り除くことで対応することができます。必要に応じて、硬度成分を添加することにより、腐食を防止します。
- 配管や給湯器・熱交換器のスケールがひどくて困っています。
- スケールは、硬度(カルシウム・マグネシウム)が主な原因となります。軟水機や逆浸透膜濾過装置を使用することで、スケールを軽減することが出来ます。
- 市販されている水は硬水や軟水とありますが、どのような水になりますか?
- 弊社では、スケール対策のため、水道水よりも低い硬度を維持するように設計・メンテナンスをさせていただきます。
特に、逆浸透膜濾過装置を使用されるお客様には、軟水の水を供給させていただいております。
排水処理について
- 排水再利用でのメリットは?
- 排水を回収し、雑用水として使用していただくことで、上下水道料金の削減を行うことが出来ます。また、環境への配慮として、CSR対策にもなります。
- 排水再利用の実績は?
- 全国の商業施設や温浴施設で多数納入させていただいており、処理水を中水として使用していただいております。
- 排水処理装置の実績は?
- 食品工場からでる有機排水の処理装置を導入させていただいております。
プラント・工事について
- どのような水処理プラントを設置しますか?
- 水質・用途に応じて、弊社で設計・施工を行います。弊社が取り扱っている水処理プラントは、滅菌装置・砂濾過装置・活性炭濾過装置・逆浸透膜濾過装置など多種多様です。排水処理装置にも対応しており、活性汚泥法やMBR(活性汚泥膜分離法)、オゾン処理などの納入実績も多くあります。
- 設置スペースは?
- 水処理プラントの規模にもよりますが、50㎥/日程度の処理装置だと駐車場2~3台分のスペースが必要です。
水槽の下にポンプを設置するなど、省スペースなプラントの設計を行います。
- どのくらい電力を使用しますか?
- 小型のプラントでは、総動力5kw程度の場合もありますし、海水淡水化では数十kwを越えるものもあります。
使用電力が多いプラントでは、インバーターや背圧タービンを使用し、使用電力を低下させる取り組みも行っております。
試算時に、電気代がどの程度になるか計算し、お客様へご報告させていただきます。
- 工事中は断水しますか?
- 水処理プラントの工事中に断水することはありません。工事に伴い、特別に断水・停電作業を行う必要はありません。
- 工事期間は?
- 水処理プラントの設置工事は約1〜3か月程度です。弊社の工場でユニット化を行い、現地工事を最短で出来るようにしております。
- プラントの動く音はうるさくないですか?
- 設置工事において、騒音には十分注意し工事を行います。音の大きなポンプやブロワは機械室を設け、外部へ音漏れがないようにいたします。
- 保守管理はどうなりますか?
- 毎月1〜2回程度ご訪問させていただき、運転の確認・調整を行います。薬品の補充なども弊社で一括して行うため、お客様による水処理プラントの保守を行う必要はありません。
その他
- 実績は?
- 北海道から沖縄まで全国でプラントを導入させていただいております。飲料水目的や雑用水目的など、さまざまなお客様の使用目的に応じて導入させていただいております。
- どのような薬品を使用しますか?
- 滅菌剤として次亜塩素酸ナトリウム(消毒用の塩素)やpH調整用として苛性ソーダや塩酸など、さまざまな種類の薬品を使用します。弊社で補充・調整を行い、お客様に補充・調整していただく必要はございません。
- どんなメリットがありますか?
- 水道と井戸水を使用することで、災害時に水道水が断水した場合にも、事業活動を継続することが出来ます。
また、水道料金の削減や浄水装置を組み合わせることで、配管へのスケールの減少など水質向上を行うことも可能です。
- コストメリットがでる条件はありますか?
- 地域や使用水量によりさまざまです。飲料化プラントでも排水再利用プラントでも、コスト削減を行うことが出来ます。住所と使用水量を教えていただければ、コスト削減が可能か試算させていただきます。
- 行政への申請は?
- 井戸を掘削する時の申請や飲料水として使用する場合の水道法の申請など、複数の行政申請や協議が必要ですが、弊社で代行し申請いたします。