浄水型ウォーターサーバーでPFASは除去できる?
日本の水道水の現状と家庭でできる対策
- 浄水器
PFASは分解されにくく長期間環境中に残りやすい物質として、世界各国で規制が進められていますが、日本の水道水には微量ながらPFASが含まれています。そこで、家庭でできる対策として注目されているのが浄水型ウォーターサーバーです。
本記事では、浄水型ウォーターサーバーの仕組みや特徴から、PFASの基礎知識、日本の水道水の現状、そしてPFASを除去できるゼオライトの「WAKAMiZU PRO」シリーズについて詳しく紹介します。
目次
浄水型ウォーターサーバーでPFASは除去できる?
近年、PFASへの関心が高まり、水道水の安全性を意識する方が増えています。そうしたなか、家庭で取り入れやすい対策として注目されているのが浄水型ウォーターサーバーです。
浄水型ウォーターサーバーは水道水を使用するタイプのウォーターサーバーであり、家庭で手軽に導入できる点が魅力です。ここでは、浄水型ウォーターサーバーの特徴とPFASの除去に対応できるのかどうかについて解説します。
浄水型ウォーターサーバーとは
浄水型ウォーターサーバーは、水道水をそのまま取り込み、内蔵フィルターで浄水したうえで冷水や温水として利用できるタイプのサーバーです。宅配型ウォーターサーバーのように専用の水ボトルを購入して差し込む必要がなく、ウォーターサーバーと浄水器の利便性を兼ね備えた製品といえます。
また、浄水型ウォーターサーバーはさらに2種類に分けられます。一つは、水道管に分岐水栓を取り付けて自動給水する「水道直結型」。もう一つは、水をタンクに注いで使う「給水型」です。
水道直結型は一度設置すれば日常的に手間なく使える反面、取り付け工事が必要になります。一方給水型は、給水する手間は発生しますが、工事不要で賃貸住宅にも導入しやすいという特徴があります。
ゼオライトの浄水型ウォーターサーバー「WAKAMiZU PRO」はこちら>
ゼオライトの宅配型ウォーターサーバー「WAKAMiZU BASIC」はこちら>
PFASが除去できるかどうかはメーカーによる
浄水型ウォーターサーバーで除去できる物質は、搭載されているフィルターの種類や機能によって異なります。PFASの除去に対応しているかどうかはメーカーごとに異なるので、事前に確認しましょう。
なかでも、RO膜(逆浸透膜)を採用しているモデルであれば、PFASの除去に対応しているケースが多く、安全性を重視する方に適しています。PFAS対策として浄水型ウォーターサーバーを導入する際には、対応性能やフィルターの仕様をしっかりと比較することが大切です。
関連記事:浄水器・RO浄水器の除去物質数を比較!|正しい選び方・使い方も説明
世界中で問題視されているPFASとは

ここでは、PFASの基本的な性質と、なぜ世界的な問題として扱われているのかをわかりやすく解説します。
PFAS(ピーファス)とは
PFASとは「Perfluoroalkyl and polyfluoroalkyl substances」の略称で、炭素とフッ素を組み合わせた有機フッ素化合物の総称です。現在は4,700種類を超えるPFASが確認されており、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)やPFOA(ペルフルオロオクタン酸)といった物質が代表的な存在として知られています。
PFASは、水や油をはじき、熱や薬品、紫外線にも強いという極めて優れた機能性を持っています。そのため、撥水スプレーや防水加工の衣類や靴、フライパンのコーティングなど、多くの生活用品に用いられてきました。
PFASが問題視される理由
優れた機能性を持ったPFASが国際的な問題となっている理由は、「非常に分解されにくく、環境中に長く残り続ける性質」にあります。
炭素とフッ素の結合は極めて強固で、自然界ではほとんど分解されません。そのため、PFASが一度環境に流出すると、土壌や水に長期間留まり、人間や動物の体内に蓄積したり、植物に吸収されたりする可能性が指摘されています。
現時点で、PFASが健康や生態系にどのような影響を及ぼすかは完全には解明されていません。しかし、将来的なリスクは大きいと考えられており、国際的にPFASの規制が進められています。
関連記事:PFAS(有機フッ素化合物)は何が問題?健康への影響と企業が取り組むべき対策
日本の水道水にPFASは含まれているのか
PFASによる水質汚染は世界的な課題であり、日本でもPFAS対策が進められています。
たとえば2020年度、PFOSとPFOAが「水質管理目標設定項目」として位置づけられ、暫定目標値(50 ng/L)に基づいた検査が全国で本格的に行われるようになりました。そのため、多くの水道事業者は水道水のPFOS・PFOA濃度を確認する体制を整えています。
2024年5月には、環境省と国土交通省が共同で、全国の水道事業者や専用水道の設置者を対象に検査結果を取りまとめました。その結果、一般家庭などへ水を供給する事業者のうち、暫定目標値を超えた事例は2020年度に11事業ありましたが、年々減少し、2024年度は9月末時点で0事業となっています。
暫定目標値を下回ったのは、過去に暫定目標値を超過した14事業者が、水源の切り替えや取水停止、活性炭処理の導入など、濃度低減のための措置を進めたことが背景にあります。
しかし、暫定目標値を下回っていても、PFASが完全に除去されているわけではありません。現在の技術や管理体制において、水道水からPFASを完全にゼロにすることは難しく、微量ではあるものの存在が確認されている状況です。
国内では引き続き調査と対策が進められていますが、水道水にPFASがまったく含まれていないわけではない点を理解しておきましょう。
PFASをしっかり除去したい方におすすめ!ゼオライトの「WAKAMiZU PRO」シリーズ

水の安全を考えたとき、PFASをはじめとした有害物質をどこまで除去できるかは重要なポイントです。
ゼオライトが提供する浄水型ウォーターサーバー・浄水器には、RO膜(逆浸透膜)が採用されています。RO膜は、将来的な水資源の不足に備えて世界中で研究が進められ、実用化された高度なろ過技術です。
1千万分の1ミリという極めて細かい孔を持ち、細菌やウイルスを高いレベルで除去します。PFASはもちろん、塩分、農薬、ヒ素、ダイオキシンといった有害物質、さらには放射性物質まで対応しています。
ゼオライトが展開する「WAKAMiZU PRO」シリーズは、水道直結型の家庭用RO浄水器として開発されたもので、高純度の水を使いたい方におすすめです。設置後は水道水から自動で給水され、日常的な手間がかかりません。キッチンやリビングなど、家庭のさまざまな場所に設置できます。
そのほか、キッチンの収納スペースに収まるコンパクトなアンダーシンクタイプを提供しており、生活スタイルに合わせて選ぶことが可能です。
PFASをしっかりと取り除き、安心しておいしい水を利用したい方は、ゼオライトのWAKAMiZU PROシリーズをぜひご検討ください。
ゼオライトのWAKAMiZU PROシリーズについて詳しくはこちら>
水処理プラントに関するご相談はゼオライト株式会社へ
ゼオライト株式会社は、水処理プラント及びメンテナンス事業を軸に、50年以上にわたってお客様の期待を超える「良質な水」と「メンテナンスサービス」を提供し続けてまいりました。
高い技術提案力とお客様第一主義の精神で、井戸や井戸水(井水)にまつわるお困りごとを解決いたします。
【ゼオライトの実績】
- 逆浸透膜プラント500件以上(専用水道での国内導入数No.1)
- 水処理プラント納入実績1,400件以上
小型の業務用装置から大規模プラント、災害対策用ユニット型浄水設備まで、幅広い対応が可能です。お気軽にご相談ください。











