井戸ポンプのメンテナンスが重要な理由|点検・交換の目安と業者の作業内容
- 井戸水
井戸水を安全かつ安定的に利用するためには、井戸ポンプの定期的なメンテナンスが欠かせません。専門業者による点検・洗浄・交換を行うことで、揚水量の低下や水質悪化を防げるでしょう。
本記事では、井戸ポンプの種類やメンテナンスの重要性、専門業者が行う具体的な作業内容について詳しく解説します。
目次
井戸ポンプの役割と種類
井戸ポンプは、井戸水を汲み上げて、家庭や施設で水道水のように使えるようにするための装置です。井戸ポンプには大きく分けて「手動ポンプ(手押しポンプ)」と「電動ポンプ」の2種類があります。ここでは、それぞれの特徴をわかりやすく紹介します。
手動ポンプ(手押しポンプ)の特徴
手動ポンプ(手押しポンプ)は、人の力でハンドルを上下させて水を吸い上げる仕組みです。ポンプ内部では、ハンドルの動きに連動したピストンが上下して真空状態を作り出し、大気圧によって水を押し上げます。
手動ポンプは、人力で水を汲み上げられる方式で、電力が必要ありません。災害時や停電時など電力が使えない状況でも活用できます。
電動ポンプの特徴
電動ポンプは、基本的な仕組みは手動ポンプと同じですが、人力の代わりに電動モーターで水を押し上げます。電源を入れるだけで、安定的に井戸水を使用することが可能です。
電動ポンプには、高圧噴射で水を押し上げる「ジェット式」と、水中にモーターを沈めて直接押し上げる「水中ポンプ式」などがあります。効率的で便利な反面、電力が必要であることから災害時や停電時には使用できません。
関連記事:井戸の仕組みとは?種類と特徴・ポンプの原理・井戸水のメリットについて
井戸ポンプのメンテナンスが重要な理由

井戸水を利用するうえで欠かせないのが、井戸ポンプの存在です。ポンプが正常に作動しているからこそ、安定した水量を確保し、安全に井戸水を使い続けることができます。
しかし、どのような機械にも経年劣化は避けられません。長年にわたってポンプのメンテナンスを行わずに放置すると、揚水量の低下や故障、水質の悪化といったトラブルが発生する可能性があります。
このようなトラブルを防ぐためには、ポンプの定期的な点検や修理、交換が欠かせません。わずかな異常を早期に発見することで、大きな故障を防げます。
井戸ポンプのメンテナンス頻度と交換の目安
井戸ポンプのメンテナンスは、一般的に1〜3年に1回の頻度で行うのが理想とされています。また、ポンプ自体の交換目安は3〜5年に一度が目安です。使用状況や水質によって異なりますが、定期的に専門業者による点検を受けることで、トラブルの発生を防げるでしょう。
井戸は構造が複雑で、メンテナンスを自分で対応するのは容易ではありません。安全かつ確実に点検・交換を行うためにも、井戸のメンテナンスに対応できる専門業者へ依頼することをおすすめします。
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専門業者が行う井戸ポンプのメンテナンス内容

井戸ポンプの性能を長く維持するためには、専門業者による定期的なメンテナンスが欠かせません。ここでは、専門業者が行う井戸ポンプのメンテナンス内容について紹介します。
井戸孔内カメラ調査
井戸孔内カメラ調査とは、専用カメラを井戸の内部に挿入し、リアルタイムで映像を確認・記録する調査のことです。肉眼では見えない井戸内部の状態を正確に把握でき、ケーシング※1の破損や腐食、スクリーン※2部分の目詰まりといった問題の早期発見につながるでしょう。
井戸孔内カメラ調査により、井戸の状態を的確に診断し、適切なメンテナンス方法を判断できます。
※1 ケーシング:井戸の本管のこと
※2 スクリーン:井戸水を取水するために孔(あな)が開いている管こと
ブラッシング洗浄
ブラッシング洗浄は、専用のブラシを用いて井戸の壁面や底部に付着した汚れを物理的にこすり落とす方法です。鉄分やマンガンの沈着、藻類の付着などを効果的に除去でき、井戸の構造を傷つけずに清掃を行えます。
ブラッシング後は、除去した汚れを効率的に排出するために、他の洗浄方法と併用するケースが一般的です。汚れを取り除くことで井戸ポンプの負担が軽減され、故障の予防にもつながります。
スワビング洗浄
スワビング洗浄は、スワブ玉と呼ばれる器具を井戸内で出し入れし、水流を発生させて汚れを剥がし落とす洗浄方法です。スクリーン部分の目詰まりを解消し、水の流れを改善するのに効果的であり、ブラッシング洗浄では落としきれない頑固な汚れや沈殿物を除去できます。
ただし、ケーシングやスクリーンが腐食・劣化している場合は、強い水流によって井戸に負担がかかり、破損を招くおそれがあります。先述した井戸孔内カメラ調査にて、井戸の状態を把握してから行うことが大切です。
浚渫(しゅんせつ)工事
浚渫(しゅんせつ)工事は、井戸の底に沈殿した土砂やヘドロを取り除く工事です。長年の使用で井戸底に堆積した汚れを放置すると、揚水量が低下したり、ポンプの故障を引き起こしたりする可能性があります。
ゼオライト株式会社では、浚渫工事とあわせて井戸ポンプの洗浄を行います。法令に基づいた適正な井戸メンテナンスによって、井戸の寿命を延ばし、安定した水の供給を維持することが可能です。
井戸ポンプ入替
井戸ポンプは、経年劣化や故障によって性能の低下、漏電などのトラブルを起こすことがあります。一般的には3〜5年を目安に交換を検討しましょう。
ゼオライト株式会社では、国内外の各メーカーの井戸ポンプを幅広く取り扱っており、お客さまのご要望や予算に応じて最適な井戸ポンプを提案しています。豊富な経験と専門的な技術を持つ技術者が対応するので、安心してお任せください。
関連記事:井戸の洗浄は必要?トラブルの原因や井戸の洗浄頻度、おすすめのメンテナンス方法を紹介!
ゼオライト株式会社の井戸メンテナンスサービスで安心の水環境を

井戸ポンプや井戸内部の清掃・点検を行うには、井戸の構造や設備の専門的な知識が必要であり、誤った作業は事故や故障の原因になります。自社で井戸のメンテナンスを行うのは難しいと感じている事業者さまは、ぜひゼオライト株式会社の井戸メンテナンスサービスをご利用ください。
当社では、専門の技術者が安全かつ確実に点検・清掃・ポンプ入替まで対応します。さらに、国内外のさまざまなメーカーのポンプを取り扱っており、お客さまの井戸の使用環境や予算に応じた最適な提案が可能です。
当社は、井戸掘削2,000本以上の実績を持ち、井戸のプロフェッショナル(さく井技能士)が多数在籍しております。法令に基づき、適正な井戸の管理を行いますので、井戸のメンテナンスについてお悩みの方はお気軽にご相談ください。
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